2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

文学部で学ぶ意義

最近創設された大学にはまず文学部がない。このことは文学部がもはや必要ないと考えられているかのように思える。しかし、本当にそうだろうか。 ここでは文学部で文学を学ぶ意義について考えてみたい。 文学は、テキストにより人間の内面を深く探ることに主…

「絶対の愛」

キム・ギドクの映画の中でベストかも。テーマは愛の唯一性である。Timeという原題は、時間に経過による、愛欲の低下に関連付けられると思う。 セヒは、恋人のジウが別の女を思い自分を抱いたことに、悲しみを覚えて、整形手術を受け別人になり、常にジウの関…

クラブイベント@ageha

初のageha出撃だった。しかし、京葉線のホームの遠いこと。 agehaも新木場から結構歩いた。 外のロッカーに荷物を入れて、エントランスに入る。途中、映画のチケット売り場みたいなところで、入場料を支払う。 いよいよ会場への入場口に。驚いたのは、入念な…

「クライング・ゲーム」

IRA絡みの話だが、社会派の映画ではない。 ラカンの有名な(悪名高い)テーゼ「男女関係は存在しない」を表す例として、ジジェクが言及していた映画だ。 見て良かったと思ったのは、重要な役でフォレスト・ウィテカーが出ていたことだ。味のある役者だと思う…