2012-01-01から1年間の記事一覧

男性の助産師について

まず、助産師は女性の方が好ましいということはひとまず言える。それは言うまでもなく、女性器と直に接する職業であるからである。 賛成派は、男性の産婦人科医もいるのになぜ助産師はダメなのかという議論を持ち出す。統計を取ったわけではないが、おそらく…

スケベであることは非難に値するか?

スケベであること、またはスケベな人は通常好ましくない属性または人と考えられている。社会的地位のある人がスケベであることを積極的に示すことは地位からの転落につながりかねない。しかし、スケベであることに非難される合理的な理由があるだろうか? ま…

「メランコリア」@ブルク13

ストーリーよりも、リアリティやディテールに注目すべき映画だと思った。 メランコリアの存在感がすごい。2つの月のシーン、電柱からの放電、不吉な重低音などとにかくリアルだった。 メランコリアはアンタレスを遮って、地球へと向かう。ブランショによると…

文学部で学ぶ意義

最近創設された大学にはまず文学部がない。このことは文学部がもはや必要ないと考えられているかのように思える。しかし、本当にそうだろうか。 ここでは文学部で文学を学ぶ意義について考えてみたい。 文学は、テキストにより人間の内面を深く探ることに主…

「絶対の愛」

キム・ギドクの映画の中でベストかも。テーマは愛の唯一性である。Timeという原題は、時間に経過による、愛欲の低下に関連付けられると思う。 セヒは、恋人のジウが別の女を思い自分を抱いたことに、悲しみを覚えて、整形手術を受け別人になり、常にジウの関…

クラブイベント@ageha

初のageha出撃だった。しかし、京葉線のホームの遠いこと。 agehaも新木場から結構歩いた。 外のロッカーに荷物を入れて、エントランスに入る。途中、映画のチケット売り場みたいなところで、入場料を支払う。 いよいよ会場への入場口に。驚いたのは、入念な…

「クライング・ゲーム」

IRA絡みの話だが、社会派の映画ではない。 ラカンの有名な(悪名高い)テーゼ「男女関係は存在しない」を表す例として、ジジェクが言及していた映画だ。 見て良かったと思ったのは、重要な役でフォレスト・ウィテカーが出ていたことだ。味のある役者だと思う…

「ミスター・ノーバディ」

「ファム・ファタール」に似ているように思った。浴室のシーンとか。この映画を一言で示すと「パラレルワールド x 純愛 x SF」と言えるだろうか。 3人の女の子の誰と結婚するか、離婚した両親のどちらに付くかなどの組み合わせで幾通りもの人生が描かれる。…

ラストデイ

2011年の最後の日、カウントダウンの場所に選んだのは川崎ラ・チッタデッラ。 7時半頃ラ・チッタデッラ着。目に付いたイタ飯屋に入る。なかなか良い感じの店だった。食事後、ファミレスに移り、23時40分頃外に出る。その時点で大勢の人で広場が埋め尽くされ…