2006-01-01から1年間の記事一覧

年内には完成できそう。早ければ来週末には完成できるだろう。 枚数は原稿用紙40枚くらい。 ただ、アップの時期は遅くなるかもしれない。 サイトのリニューアル(といってもデザイン面の変更にすぎないが)に合わせたいので。

小説の方も書いている。 またしても、出会い系の話。 主人公が一人称だということが、前作と前々作との大きな違いか。 何とか今年中に完成させたいが、微妙なところだ。

最近、10年くらい使ったフィリップスの髭剃りが寿命を迎え、新しい髭剃りを買った。 HQ41とHQ8140。 HQ41は携帯用だ。 使用感はまた後で書くかもしれない。秋冬物の服の中では、マーガレットハウエルのツイードのジャケットが大きな買い物だった。 最近は、t…

『アムステルダム・ウェイステッド』(イアン・ケルコフ)

こちらは『ロゼッタ』とは対照的な映画。 アムステルダムのクラブとドラッグカルチャーを描いた作品だ。 田舎からアムスに出てきた女の子がドラッグのディーラーになり、 身を持ち崩し、危険な目に合うという話だ。テンポがよく、おもしろかった。 主人公の…

『ロゼッタ』(ダルデンヌ兄弟)

逆境にありながらも必死に生きて行こうとする少女ロゼッタの話。 カメラは接写が多く、見るのが疲れる。 BGMは一切ない。 過酷な現実をまともに見せるリアリズム風の作風。 ロゼッタ演じる女優の演技がすべてだった。 ラストの少女の眼差しが胸を打つ。

『日曜日の青年』(ジュール・シュペルヴィエル)

主人公が蠅や愛する女やらに乗り移る話。描写がスカスカな感じだが、微妙に面白い。

『闘争領域の拡大』(ミッシェル・ウェルベック)

男女関係も経済と同じように自由化されると女を得られない男を産み出す。 この小説の主要な登場人物は、そういう男たちだ。 主人公は30だが、孤独ですべてに対して否定的な人間。 もう少し若い、ティスランは、女に対して積極的だが、醜さのためにことごとく…

最終更新日から一ヶ月以上経ってしまった。 最近は、買い物やオフィスの引越し、仏検の受験などで忙しかった。 それらについては後日書くことにして、とりあえずは最近読んだ本と見た映画について。

『ニッポニアニッポン』(阿部 和重 著)

いわゆるニートの犯罪ものだ。 主人公の春生17才がトキ殺害へと向かう経緯が春生の過去を織り交ぜながら描かれている。 春生には、好きな女の子にストーカーを働いて、故郷から追放されたという背景がある。春生は、東京に出てきて、親戚の和菓子屋に就職す…

『マシニスト』(2003年 ブラッド・アンダーソン)

『メメント』と『ブラウン・バニー』を足して2で割ったような映画。 オチがちょっと弱いというか、それまでの前振りに合わない気がした。 この映画で一番印象深かったのは、遊園地の「ROUTE666」の場面だ。 豊島園で一度乗ったことのある、おどろおどろしい…

Mixrooffice

金曜日、Mixroofficeに行ってきた。 何かと思うが、クラブである(マイクロオフィスと発音する)。 ネットでBeroshimaのスケジュールを調べているうちにこのクラブでプレイすることがわかったのだった。 実は、Mixroofficeの入っているビルには、nutsという…

『アメリカン・サイコ』(2000年 メアリー・ハロン)

ブレット・イーストン・エリスの同名の小説の映画化。 同作家の『レス・ザン・ゼロ』も見たことがある。有名高校を卒業した若者たちの退廃的な生活が描かれている映画だ。今となれば、ストレートに描いているという意味でベタな作品だと思える。エリートの荒…

ついに新しい小説「幸せな男」をUPしました! 今回は、縦書き変換ソフトを使って、縦書きで読めるようにしました。 かなり読みやすくなったと思います。 また、「作家でごはん」にも投稿してあります。

小説の方は来週には完成できそう。 完成したら、サイトにアップするつもり。 しかし、時間かかったな〜。 サイトの方は開設してから一年余りが過ぎた。 相変わらず、パッとしないサイトだが、まだ閉鎖する気はない。 何か新しい展望があるわけではないが。

WIRE06

初参戦でした。友達に誘われなかったら、行ってなかっただろうな。 18時から翌日の朝までという超ハードスケジュールは自分にはちと辛いものある。 僕がアリーナに着いたのは9時過ぎだったが、3時ごろには結構きていた。 1Fの全体をフロアに使うあの規模…

『素粒子』(ミシェル・ウエルベック)

現代のフランス小説。久しぶりに引き込まれた小説だった。 文体は男性的というかぶっきらぼうな感じだ。 二人の異父兄弟の半生が親の代から描かれている。 二人とも問題を抱えた人間であり、共感できる部分も多かった。 二人の兄弟を通して現代人の病理を描…

『太陽』(2005年 アレクサンドル・ソクーロフ監督)

さて夏休みももう残り少なくなった。 今年は、同窓会があったり、海に行ったりして、充実した休みだったと思う。 先日は『太陽』を見た。 よくできた映画だと思う。 イッセー尾形の昭和天皇は、見る前は違和感があったが、見事に演じていた。 現人神という存…

夏になった。

夏は好きな季節だ。 夏の解放感が好きだ。 夏は、夜遊びには最適の季節だ。 思えば、子供の頃、街灯の下に集まるカブト虫を探して、町を歩いたのが、最初の夜遊びだった。 今では夜遊びというと、都心まで出なくてはならず、決して気軽にはできるものではな…

『ベルリン、僕らの革命』(2004年 ハンス・ヴァインガートナー監督)

現代の社会運動に男女の三角関係を掛け合わせたような作品。【以下ネタばれあり】

都会での他者の死

先週は身近なところで他者の死に遭遇した週だった。 まずは新宿高島屋での投身自殺。 会社帰りに通る可能性もあった場所だった。 僕は自殺が起きたとき、1キロも離れてない場所で仕事をしていただろう。 僕がメールを書いたりしてるとき、近くで人が死のダ…

今週末はWordで3.5枚くらい書いた。 ざっと書いただけなので、まだまだ手直しが必要だ。 今日は、RadioParadiseを聴いていたら、いい音楽に出会った。 I AM KLOOTというバンドのLochという曲だ。 イントロはPlaceboの曲と似ている。 しかし、イントロだけだ…

久しぶりの更新になった。 最近は日々、時間が足りないと感じる。 仕事の合間にいろいろやるのは大変だ。 創作の話だが、今は前回書いた小説の続きという設定で書いている。 新しい試みは、主人公を二人に設定したことだ。 前回の主人公、茂樹と出会い系で会…

足跡帳を作りました。気軽に足跡を残してってください。

『愛より強く』(ファティ・アキン 2004年)

この映画はチラシを見て、主演の男がすごくカッコよく見えたので気になっていた。 映画の中でもカッコよかったが、暴力的なところは頂けなかった。 ストーリーは、自殺願望のある二人が偽装結婚から本物(だと思える)の愛に至るというものだ。 やたらとセッ…

IKEA

GW中に買った机が先週の土曜日に届いた。 組み立ては一人でやるには結構大変だったが、 無事、組み立てられて、部屋にも収まってよかった。 しかし、四週間は待たせすぎだ。 しかも土曜日に何度も電話して繋がったからよかったものの、 繋がってなかったら、…

ワールドカップ

今年はワールドカップの年だ。 僕はサッカーに興味がない人間だが、ワールドカップに対してまったく冷淡でいられるほど筋が通っているわけではない。 四年前の盛り上がりは半端じゃなかった。街のテレビが見れる場所にあれほどの人だかりができたのを見たの…

サイトリニューアル

実質的にはあまり変わってないないですが。 これからも少しずつ進化させて行きたいです。 小説の方も追加しました。 あまりお勧めできる出来ではないですが、よかったら読んでみてください。

YS

YSから何を連想するか? 僕はヤクルトスワローズだ(他には何があるだろう? 昔、YSと書いて「イース」と読ませるゲームがあったが、それくらいしか思いつかない)。そう、僕はスワローズファンなのだ。もう小学生の頃からのファンである。僕の実家は新潟の…

『天国と地獄』(黒澤明 1963年)

重厚な映画だった。重要な場面の緊迫感はすさまじいものがあった。また、サスペンス物にしては人間の心理がよく描かれていると思った。 犯人役が山崎努だと後から知ったが、山崎努のラストの演技は鬼気迫るものがあった。あれほど怖いラストはそうざらにない…

大きな買い物

最近新しいパソコンを買った。すばらしく快調である。 今まで使っていた6年前に買ったノートパソコンは、ここ最近、急激に動作が悪くなり、パソコンライフを苦痛に満ちたものにしていたが、これでようやくその苦痛ともおさらばである。しかし、快適な状態に…