2007-01-01から1年間の記事一覧

新しい小説

コールド・ダーク・スカイ(15枚) クリスマスの時期が来たので、クリスマス祭りの小説をアップします。 祭りの会場である「アリの穴」もチェックしてみてください。

ワイヤレスマウス

ロジクール VX レボリューション VX-R出版社/メーカー: ロジクール発売日: 2006/09/22メディア: Personal Computers購入: 6人 クリック: 23回この商品を含むブログ (55件) を見る VX-Rを買った。 コードがないのは、かなり快適だ。 ホイールを常時フリースピ…

『ふたつの時、ふたりの時間』(監督:ツァイ・ミンリャン)

[rakuten:book:11855604:detail] いつものようにセリフが極端に少ないが、苦痛ではなかった。 ラストで各登場人物が性衝動に駆られる場面は良かった。【以下ネタばれあり】

今日から新しい小説を書き始めた。 今度は少し長めのものにしたいと思っている。 あまり恋愛に流れない方向で行くつもりだ。 テーマは「リアル感」ということになっている。

『列車に乗った男』(パトリス・ルコント)

列車に乗った男 [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2004/10/20メディア: DVD購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (63件) を見る たぶん今年見た映画の中で一番良かった。 ルコントの映画の中でも最高だと思う。 男同士の友情(あるい…

『時間への失墜』(シオラン)

気になった箇所だけ読んだが、文明批判の章とトルストイを論じた章が興味深かった。 シオランは、人間の病理の帰結として文明を捉えているが、その視点がいい。 人間という存在の特異さ――とりわけ、意識があること――は、人間を自然から隔て、苦悩する存在に…

新しい小説がほぼ完成した。 原稿用紙15枚。 クリスマスにちなんだ話で、舞台は近未来の日本。 ウエルベックの『素粒子』から着想を得た。 これは今度のクリスマス祭り(あればの話だが)に出す予定のものなので、まだ公開しない。 出来は前作よりはいいと思…

『ぼくを葬(おく)る』

ぼくを葬る [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2006/10/06メディア: DVD購入: 5人 クリック: 545回この商品を含むブログ (104件) を見る 「死」がテーマなので、構えて見たが、 見終えたときは、穏やかな気持ちになれた。【以下ネタばれあり】

シオランとの再会

土曜日に図書館に行ってきた。 目的はジジェクの本だったが、その近くにシオランの本を見つけた。 今回借りたのは『時間への失墜』。 ジジェクの本も借りたが、今はシオランの方を読んでいる。 シオランは『絶望のきわみで』を読んだことがあるが、 バタイユ…

新しい小説

「とりとめもない日々」(原稿用紙19枚) アリの穴の「青春祭り」に出した作品です。 出来は良くないですが、よかったら読んでみてください。

『アイ,ロボット』

[rakuten:book:11592258:detail] 『ダークシティ』に続き、アレックス・プロヤスの映画を見た。 今回は、CGがふんだんに使われた金のかかった映画になっている。 ストーリーについて言えば、ミステリーの要素もあり、ロボットとの友情ものとしてよくできてい…

『ダークシティ』

[rakuten:ebest-dvd:10760353:detail] テーマはマトリックスに似ているが(というか、こちらがマトリックスの元ネタになったらしい)、 マトリックスよりもまとまりがあり、良いと思う。 俳優がいい。特に刑事役のウイリアム・ハートが渋かった。 人妻役のジ…

毛皮を着たヴィーナス

毛皮を着たヴィーナス (河出文庫)作者: L・ザッヘル=マゾッホ,種村季弘出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/06/20メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 503回この商品を含むブログ (36件) を見る 男女関係について考えさせられる小説だった。 「毛皮を…

『街のあかり』(アキ・カウリスマキ)

この監督の映画は何本か見ているが、『街のあかり』は、いかにも彼の映画だなと思えた。 ストーリーにしても、主人公の労働者にしても一貫して彼が描いてきた世界がある。 映画は、盛り上がりに欠ける気がしたが、誠実な映画とはこういうものかなと思った。…

『隠された記憶』

隠された記憶 [DVD]出版社/メーカー: タキコーポレーション発売日: 2006/10/06メディア: DVD クリック: 61回この商品を含むブログ (85件) を見る タイトルからそれとわかるとおりジャンルはミステリー。 ダニエル・オートゥイユとジュリエット・ビノシュが夫…

短編小説「白い記憶」(22枚)

短い話ですが、ストーリーが二転三転し、書き上げるのに苦労しました。ラブファンタジーです。「白い記憶」

サマソニ07(東京2日目)参戦レポ

以下、見たバンド/アーティストの感想です。◆Reverend And The Makers 観客が少なかったが、よかった。ボーカルのアクトは最高。MCもうまい。キーボードの女の子がかわかった。◆MSTRKRFT テクノ。ちょっとしか聞いてないが、会場は盛り上がっていた。◆Brett…

『遠くの都市』(ジャン=リュック・ナンシー)

遠くの都市 [ ジャン・リュック・ナンシー ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 社会 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 2,160円 ジャン=リュック・ナンシーが、ロサンジェルスについて書いた本。 堅苦しい論文ではなく、眩惑的な…

今日の広島VSヤクルト戦

すごい試合だった。 1回からホームラン合戦で始まり、3点差で迎えた9回、ラミレスの2ラン、ガイエルのソロホームランでヤクルトが追いつく!! 延長11回、ラミレスの2ランでサヨナラ! 12対10でヤクルトの勝利! 両軍合わせて12本のホームランが飛び出した。…

『グッバイ、レーニン!』

グッバイ、レーニン! [DVD]出版社/メーカー: グラッソ(GRASSOC)発売日: 2004/10/16メディア: DVD購入: 2人 クリック: 89回この商品を含むブログ (428件) を見る 日本で言えば、『バブルへGO!!』みたいなものだろうか。病気の母親のために、社会主義を演出す…

『ママン』

駄作だと思う。主人公の男の子はセクシーだったが、それくらいしか見所がないような気がする。 詐欺的なのは、DVDのジャケットのエロチックな写真にママンが写ってないことだ。それにジャケットの女たちは、実はそれほど綺麗ではない。ママンは悪くないと思…

『アマチュア』(キシェロフスキー)

よくできていると思う。欠点がない。

見ていたが、まだ感想を書いてなかった映画たち。

『ニューヨーク デイドリーム』(1998)

[rakuten:ebest-dvd:10795148:detail] この映画は以前見たことがあったが、なぜかまた見たくなって借りた。結果的には、ほとんど覚えておらず、それなりに楽しめた。ストーリーは、ミラ・ソルビーノの演じる死神に死を宣告されたプータローの男(金城武)が…

新しい小説

短編小説「プロポーズの夜」原稿用紙換算23枚。ファンタジーと現実の入り混じった話です。

『マンダレイ』

[rakuten:book:11895617:detail] 『ドッグビル』の続編。舞台がマンダレイという町に変わっただけで、設定もテーマも『ドッグビル』と同じだ。 ただ、主演が変わっている(二コール・キッドマンはもう嫌だと言って、断ったとか)。 今回の主演のブライス・ダ…

『変態村』

変態村 [DVD]出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2006/10/04メディア: DVD クリック: 140回この商品を含むブログ (45件) を見る ギャスパー・ノエが絶賛した映画という話を聞いていたので、ぜひ見てみたいと思っていた。 カメラワークに工夫があり、『…

ヒルズとミッドタウンの間で

六本木勤務になり、社の近所を歩いてみたりしたが、六本木ヒルズと東京ミッドタウンの間あたりに最近のガラス張りのクリーンな印象のビルと好対照を成すビルを発見した。それはTSKCCCターミナルビルという昭和40年代に建てられたビルという話だ。一目で、昭…

『反西洋思想』

この本で初めて「オクシデンタリズム」という言葉を知った。オクシデンタリズムとは憎悪の混じった感情により見られた西洋のイメージという意味だそうだ。オクシデンタリズムを巡る問題は、9・11以降、世界中の関心の的になっているようである(この本は、10…

大学卒業の一日を書いた作品です。 感想など頂けましたら幸いです。「卒業の夜」(原稿用紙24枚)