2008-01-01から1年間の記事一覧

帰省

明日、帰省することになった。 正直、気が重い。 まず帰省ラッシュで混んでいる。 日本海側なので、悪天候で寒い。また、ネットも満足にできなくなる。 読書に多くの時間を充てる予定でいる。 持って行く本は、『「負けた」教の信者たち』、『透明な存在の不…

『スプーク・カントリー』

ウイリアム・ギズスンの新刊。今日購入した。 『パターン・レコグニション』の続編らしい。 年末年始に読む本の筆頭になりそう。 『ニューロマンサー』も読んでいるが、これは結構読みづらい。 パタレコなどと文体が違う。 ミニマリズムっぽい文体というか。…

「アベンジャーズ」@Gyao

10年くらい前のアメリカ映画。当時「ぴあ」か何かで紹介を見た記憶があり、懐かしさを感じた。 映画は、イギリスの文化を背景にしたスパイアクションもので、007をオサレにした感じ。主役のキャストがレイフ・ファインズとユマ・サーマン(敵役がショーン・…

「エクスチェンジ」(7,613字)

別の自分と人生を交換する話です。 いわゆるパラレルワールドものです。 アリにもアップしました。http://texpo.jp/texpo/disp/16196

フランス語検定準2級受検

日曜日受けたきたが、残念ながら、合格点には達しない模様。 筆記は2年前に受けた3級とあまり変わらない印象を受けた(結構間違えてしまったが)。時間はもっと短くていいと思う。 書き取りと聞き取りは、まったく太刀打ちできなかった。 英語も聞き取りは苦…

ザキの夜

昨日は横浜の伊勢佐木町に行ってきた。 ここは昔は横浜随一の繁華街だったそう。 今では松坂屋も閉店し、みなとみらいとは対照的に裏横浜になりつつあるよう見える。 ユニクロやブックオフなど、どこにでもあるチェーン店が多いが、年季が入ったビルが多く、…

『パターン・レコグニション』

現代を舞台にしたウイリアム・ギブスンの小説。 9.11もストーリーに組み込まれている。 今回は主人公は1人で、ケイス・ポラードという32歳のアメリカ人女性。 彼女にはデザインの可否を判定できる特殊な才能があり、その才能でフリーランスとして生計を立て…

「Into the Wild」@恵比寿ガーデンシネマ

社会に背を向けて自然と共に生きる選択をした青年の話。 クープランドの小説『ジェネレーションX』を思い出したが、「Into the Wild」のクリスの方が徹底している。 文明からの逃避や両親への反感という点では共通しているが、単独で雪山を登るなどといった…

新しい小説「タイセツナモノ」

「タイセツナモノ」(8,367字)http://texpo.jp/texpo/disp/5700 アリの穴にも投稿しています。

IKEAの椅子

先日、港北IKEAで買った椅子NOMINELLが届いた。 組み立ては、簡単だったが、オプションのアームレストを取り付けるネジが固くて力が必要だった。 完成後の写真(机もIKEAで買ったもの)。 これでデスクワークがより快適になることを願う。

Trans Continents終了

先日ZOZOを見ていたら、トランスコンチネンツが人気ショップのNo.1になっていたので、 変だなと思っていたら、閉店セールのためだったらしい。 Webサイトを見たら、トランスコンチネンツは全店閉店するとのこと。 トラコンと言えば、フレカジ系の代表格ブラ…

八王子・多摩地区探訪

土曜日、学生時代(1995〜2000年)を過ごした八王子・多摩エリアへ小旅行をした。 天気は曇り。残暑の厳しい日だった。 八王子駅の階段を下りたところにあるマップ。 八王子のランドマーク・東急スクエア。これは学生時代にできたビル。 放射通りに入り、し…

「TOKYO!」@シネマライズ

シネマライズに着いたのは、上映時間の5分前だったが、後ろの席を確保できた。 シネマライズは一番好きな映画館だ。何よりもスクリーンがよく見えるのがいい。 「TOKYO!」は、3人の外国人の映画監督による「東京」をテーマにした短編映画のオムニバス。 最大…

「もう一つの夏」

夏祭りに出品した小説です。 Texpoに掲載しましたので、よかったらどうぞ。http://texpo.jp/texpo_book/toc/951

2008夏祭り@アリの穴

2ch創作文芸版恒例の夏祭り(競作祭)が小説投稿サイト「アリの穴」にて開催中です(作品の投稿はすでに締め切られています)。テーマは、夏を扱った作品。 テキスポのまとめサイトはこちら http://texpo.jp/texpo_book/toc/2069/ 自分の作品は、今のところ…

Arthur H

トム・ウェイツやセルジュ・ゲンズブールの名前を引き合いに出されることの多いアルチュール・アッシュ。 渋くてイカすオヤジだ。 昔、1枚CDを買ったきりだったが、たまたま検索してビデオクリップを発見した。 この曲は知らなかったが、いい曲だと思う。CD…

「イースタン・プロミス」@シャンテシネ

シャンテシネに訪れたのはかなり久しぶり。 マノエル・ド・オリヴェイラの「永遠の語らい」を見て以来なので、四年ぶりになるか。 「イースタン・プロミス」だが、R18ということで予想していたが、グロいシーンがある。観客はまず驚かされる。 ストーリーは…

国について

どの国に住むか、またどの国の国民であるかによって大きく人生は左右される。 承認に関連付けて言えば、日本人というIDは職業よりも根源的な承認になるだろう。 海外に行けば、そのことを嫌でも思い知らされるだろう。 しかし、愛国心を持つことを称揚するこ…

bad hours

昨日の夜から今まで、これほど心配したことはまれだった。 ケース交換を甘く見ていた。 PCの電源が入らなくなってしまったのだった。 元に戻したが、やはりダメ。 深夜まであれこれやってみるが、PCに黙殺され続ける。 今日、朝6時頃目が覚めると、すぐにPC…

承認について(4)

前回の考察で教育というプログラムに積極的に順応することで人は職を持ち、家族を持ち、社会的承認を得られることを確認した。

承認について(3)

前回の考察で承認が何よりもまず社会的なものであることを確認した。

承認とは(2)

前回の考察で承認は能力に対して与えられることを確認した。 そこから無条件の承認は可能かという問いが浮かび上がってきた。

承認とは

「ロスジェネ」のセミナーについて書いたときに言及した「承認」について、もう少し考えてみたい。

「ぼくの大切なともだち」@ル・シネマ

「列車に乗った男」と同じく友情がテーマだが、こちらはコメディタッチ。 今まで見たルコントの映画の中で一番笑えるシーンが多かった。 さらりとした感じの映画だった。点数は75点くらい。 いい映画だと思うが、僕は「列車に乗った男」の方が好きだ。 ここ…

ロスジェネセミナー「言論空間に挑む新雑誌」

日時:6月27日(金)19:00開演 場所:紀伊国屋新宿南店サザンシアター 出演者: 〈第1部〉 ・浅尾大輔 作家、「ロスジェネ」編集長 ・雨宮処凛 作家 ・増山麗奈 画家、「ロスジェネ」編集委員 〈第2部〉 ・赤木智弘 フリーライター ・東 浩紀 東京工業大…

Portishead「Third」

アルバム名のとおりPortisheadの10年ぶりのリリースとなる3番目のアルバム。 遅ればせながら買ったが、すごくいい。 たぶん今年最高のCDになるだろう。 相変わらずダークで美しい音楽だ。 しかも驚きがある。 Silence

幅を広くしたり、地味にサイトを修正した。 今後はまったく使われてない掲示板に細々したことを書く予定。

「セックスと哲学」@DVD

「カンダハール」を撮ったモフセン・マフマルパフ監督の作品。 主人公はダンススクールのインストラクターで40歳の誕生日に4人の恋人たちをダンススクールに呼び出す。 女たちとの対話と回想が軸になっている。リアリズムの映画ではない。 手法の面ではダン…

「カンダハール」@DVD

地雷による負傷、女性の低地位、テロへの警戒、貧困といったアフガニスタンの問題を正面から描いた作品。 日蝕の日に自殺を予告する妹に会うためにカンダハルに向かう姉だったが、道中、盗賊に襲われるなど、 さまざまなアクシデントに見舞われ、カンダハル…

『スタンツェ―西洋文化における言葉とイメージ』(ちくま学芸文庫)

アガンベンの初期の著作。彼は『ホモサケル』など政治哲学の分野の著作で注目を浴びるようになったが、美学が彼のもう一つのフィールドであり、『スタンツェ』は美学分野の本。『ホモサケル』も読んだが、僕にはこちらの方が興味深かった。ただ、内容につい…