2005-08-02から1日間の記事一覧

『陰鬱な美青年』ジュリアン・グラック

耽美とか退廃といった言葉が相応しい話。できれば原文で一文一文を味わい尽くしたい小説だった。出版されたのが三十年以上前で、それ以来版を重ねてないので、図書館で借りたときぼろぼろでびっくりした。翻訳はそれほど悪いとは思わないが、思いっきり翻訳…